20200301 中紀採集 [前半]
今年初採集の2日後、再び中紀(田辺市、みなべ町)に採集に行きましたので記事にします。
受験が終わり合格発表までの間、試験結果を考えたくないので海岸へ逃亡して採集に集中し、試験のことを忘れ去ろうというのが主な目的だったり。
まずは始発に乗って和歌山県田辺市にある芳養駅を目指します。道中は普通列車の中で睡魔に負けて爆睡。あっという間に和歌山県です。
8時半過ぎに芳養駅に到着。駅舎には絵が描かれています。
ここで降りたのには目的がありました。
みなべ町の堺漁港での漁労屑採集です。
堺漁港は非常に有名な漁港で、過去にオトメダカラやハグルマケボリが揚がっていましたが今はほとんど揚がらないようです。
田辺市からみなべ町に入ります。この画像の左に砂浜が広がっているのですがまともな貝はありませんでした。
堺漁港に到着。エビ網(?)を干していらっしゃる地元の方に漁労屑について聞いたところ画像の物を持ってきて下さいました。普段見慣れない魚介類が多々。非常に興味深いです。
漁労屑の中から3個頂きました。(種名がわからないのでどなたか分かる方は教えて下さい…)
[追記 20200316]
コセンジュガイのようです。教えていただきありがとうございました。
その後、堺漁港周辺で採集するもほとんど収穫はなく不発に終わりました。
このままでは坊主。高い交通費をかけて中紀まで来ているのにこの状況ではまずい。
そして、物資も切れてきたので、補給のためにみなべ町の中心部方面へ歩きます。
景色はとても良いのに貝がない。歩くだけで非常に足が疲れます。この時点で歩行距離は10kmを突破。免許をまだ取っていないので仕方ありません。(しかもバスがほとんど走っていない)
そして、みなべ町の中心部に到着。小休憩を南部駅で取り、水をペットボトル2本分購入し準備万端です。これから本命の1000に向かいます。例によってバスもタクシーも駅前にいなかったので徒歩です。
ああ、足が痛い。
道中の風景。さすが南高梅発祥の地であるみなべ町。眼下に梅林が広がります。梅林の見頃はすでに終わってしまっているのが残念ですが、今回のメインは採集です。
ちなみに南高梅は、南高、つまり南部高校で作られた梅であることが由来で名付けられたものです。
南部ロイヤルホテルで昼食休憩を取り、午後からの1000での採集に備えます。
後半に続く
貝採集の記事なのに貝要素が少ないのは気にしないで下さい。