20200315 北海道小樽市銭函採集
皆さんこんにちは。なかきちです。
今回は3月15日に行ってきた自身2回目となる北海道採集を記事にしました。今後北海道に住むので北海道採集の記事が多くなると思いますが、北の貝の魅力をお伝えできればと思います。北の貝はまだ初心者なので同定が間違っていたりすることがあると思いますが温かい目で見てやって下さい。
では本編に移ります。
まず、札幌駅から普通列車に乗り、小樽市の端、銭函駅を目指します。今回は適当に海岸を選定し、札幌から最も近い浜を選びました。
銭函駅に到着。駅にはニシン漁で稼いだ金を入れる箱である「銭函」が置かれています。尚、銭函という地名はこれとは無関係で、アイヌ語で「崖下の狭い海」という意味を持つ「セニ・ハコ」が由来ですが、諸説あるようです。
銭函駅から数百m歩くと海岸に出ます。
気温3度にもかかわらず、日差しが強く暑く感じました。波打ち際を適当に探していると、今回の目当てであるヨツアナカシパンを発見。カシパンは英語で[sand dollar]。この後も何個も見つけたので、銭函が本当に「ドル箱」状態に。
カシパンは沖縄や中紀ではほとんど見かけないので嬉しい収穫でした。
それにしてもこちらのツメタガイは、獲物になる貝が巨大なせいか、8cmくらいの大きさの巨大ツメタガイを何個も見つけました。
さすが北海道。全てが大きい!!
こんな感じで砂茶碗(ツメタガイの卵)が至る所に転がっていました。
そして浜の近くにはこのようなものが。
除雪した際の雪を溜めている場所と思われます。融けて氷柱のようなものが形成されていました。
その後新千歳空港へ移動し脱北。無事に帰還しました。
採集結果
カシパン、エゾタマガイ、ユキノカサガイ、チヂミボラ、オウウヨウラク、アカザラガイ
サクラガイを複数採っていましたが割れました。
これにて北海道採集は終了です。次からは数回に渡って串本採集の模様をお伝えしていこう思いますので、気長にお待ちください。
最後まで見ていただきありがとうございました。