Nakakichiの採集記

タカラガイ、イモガイ、ソデボラ科、ウグイスガイ科が好きなコレクターの採集記。ホームグラウンドは中紀・南紀。

20200319-0322 南紀採集 part3

こんにちは!なかきちです。

更新が遅くなり申し訳ございません。

3/21の採集の模様を記事にします。

 

3/21、起床してホテルの朝食を食べた後、コミュニティバスに乗って早速1ヶ所目のポイントであるTポイントまで移動しました。

 

獣道を抜けて海岸へ出ると、そこにはホシダカラが落ちていました。

このポイントではホシダカラが多く、行けば確実に破片は見つかります。

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さらに、貝溜まりを採掘しているとスソヨツメを発見。今回の採集はスソヨツメに恵まれました。
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そして、タルがあったり
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ハチジョウの破片があったりと、そこそこ貝がありました。
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極め付けはこれ!

アミメダカラです。串本はアミメダカラの分布のほぼ北限で、串本産のアミメは極めて希少。採れるととても嬉しい種類です。

串本のアミメはかなり大型で、奄美や沖縄の個体よりも横幅が広いという特徴があります。
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その後、Tポイントを離脱し、前日と同じ場所で食事を取った後、徒歩で橙家下ビーチへ。

 

貝溜まりを採掘しているとコモンイモを発見。

これも串本ではそこそこ珍しいのでチャック付きポリ袋に収めます。

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ミウサギではテンロクケボリが。

テンロクケボリは串本でよく見る種類ですが、マメウサギの方が若干多い気がします。
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ここで大問題が発生。なんと、バスがほとんど走っておらず、予定に支障が出てしまうという事態に。そこで急遽、橙家から潮岬まで徒歩で行くという暴挙に出ます。

道中で目にしたのはこれ。

トルコのお守りであるナザール・ボンジュウです。国道42号線の横にあるのですがかなり巨大です。

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そして、馬坂を登って潮岬へ。そこから本日の採集場所である激坂ポイントへ移動。
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高さ60mの段丘崖を降り、やっとポイントに到着。熊手でサンゴ礫を掘りながらチドリダカラを探します。

そして、大量のチドリダカラをGET!

このポイントはなぜかチドリダカラが多産で、その他の南方系の貝も多い印象です。
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その後潮岬灯台へ行き日没を見て、近くの中華料理店で夕食をとってホテルに帰還しました。
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3/21の採集結果

Tポイント

ホシ、タル、スソヨツメ、イボ、アミメ、ホンサバ、ヒメホシ

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OH下ビーチ

ユキゲイモ、コモンイモ、カバフ、タル、チドリ、カノコ、ウキ、サバ、イボ、クロ、テンロクケボリ
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激坂ポイント

チドリ、テツアキチドリ、ウキ、ツマムラサキ、サバ、ニセサバ、イボ、マメウサギ、ゴマフイモ、ムラサキアンボイナ
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かなり良い採集でした。次は3/22の採集の模様をお伝えします。

更新が遅くなり申し訳ございませんでした。夏休み中に南紀採集の記事を完結させます。